哲学・倫理 グリム童話『貧乏人と金持ち』から読み解く人間の本質~超哲学入門一歩前~ グリム童話に『貧乏人と金持ち』というお話があります。人間に化けた神さまがお金持ちの家と貧乏人の家に泊った話です。みすぼらしい身なりだったためにお金持ちの家の亭主は断ります。仕方なしに貧乏人の家に泊ることになります。そこには、親切なおじいさんとおばあさんがいて、とても暖かく迎え入れてくれました。 2024.11.28 哲学・倫理
哲学・倫理 アンデルセン童話『赤い靴』から見える人間の本質~超哲学入門一歩前~ はじめにアンデルセン童話に『赤い靴』というお話があります。この話は、赤い靴の魅力にひかれた女の子が教会の儀式にそれを履いていきます。ある日、奥様の看病をせずに聖餐式にいき、そこでダンスをすると踊りが止まらなくなり、とうとう足を切断し、懺悔す... 2024.11.25 哲学・倫理
哲学・倫理 グリム童話『白雪姫』に見る人間の本質~超哲学入門一歩前~ グリム童話の中でも最も読まれているのが『白雪姫』です。この童話は単なる女王の白雪姫への嫉妬だけにとどまりません。人間の本質である欲望が渦巻いているのです。自分に向かう傲慢や高ぶりを鎮めるには、自らを戒めへりくだるすべを身に着ける以外にないのです。 2024.11.22 哲学・倫理
哲学・倫理 イソップ寓話が聖書に与えた影響~超哲学入門一歩前~ 私たちはイソップ物語から何を学ぶのか。哲学的に考えてみました。有名な『アリとキリギリス』は夏の間中せっせと働いたアリを見てキリギリスは笑います。ところが冬になって餌のありがたみがわかります。蟻の偉さは僕です。女王蟻を助けるためにすべてのアリは僕となって働くのです。「偉くなりたければ僕になれ」。 2024.11.18 哲学・倫理
哲学・倫理 『光あるうち光の中を歩め』にみる生きる意味~超哲学入門一歩前~ 目次 はじめに 光の中を歩め 暗闇に追いつかれないように 他者に対する奉仕 まとめはじめにマタイによる福音書に毒麦のたとえ話があります。また、ほかの譬たとえを彼らに示して言われた、「天国は、良い種を自分の畑にまいておいた人のようなものである... 2024.11.14 哲学・倫理
哲学・倫理 『人は何で生きるか』から見える生きる意味~超哲学入門一歩前~ 人は何で生きるのか。晩年トルストイは自分の人生を振り返って、人もうらやむほどの地位や財産を手にしたにもかかわらず、精神を病んでしまいました。常識では測れない、かけがえのない人とは泥にまみれて働く農民の生き方だったのです。 2024.11.08 哲学・倫理
哲学・倫理 『イワンの馬鹿』にみる人間の本質~超哲学入門一歩前~ 『イワンの馬鹿』に見る人間の本質とは何か。傲慢で自分の価値しか追求しないものはやがて自らを滅ぼします。逆に、無欲で愚直なまでに働き者の農民こそ真の幸せがあるのだとトルストイはいうのです。 2024.11.05 哲学・倫理
哲学・倫理 『よだかの星』にみる存在することの意味~超哲学入門一歩前~ 『よだかの星」を通して存在することの意味について考えてみました。強い鷹に嫌われ、美しいヒヨドリにも見放されたよだかは、夜空に輝く星になって、永遠に憧れる存在になりたいと願うのです。かけがえのない存在とは何かを考えてみたいと思います。 2024.11.01 哲学・倫理