2025-01

哲学・倫理

1枚の絵画から読み解く人間の本質~ブリューゲル『死の勝利』~超哲学入門一歩前

ブリューゲルの『死の勝利』は人間は死すべきものであるという本質を物語っている。人間は生も死も受動性であることを想起する。この2重の受動性は何を意味するのか。大いなるものに生かされているということを意識するのである。
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たった一枚の絵から垣間見える人間の本質~ブリューゲル『盲人の寓話』を通しての超哲学入門一歩手前~

ブリューゲル『盲人の寓話』から人間の本質について読み解いてみました。そこには、人間自体が世界を見る目が盲目であることを語っています。正しい道を歩むには神の目が必要です。
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たった1枚の絵から読み解く人間の本質~ブリューゲル『ネーデルラントの諺』から見る哲学的考察~

ブリューゲルの絵画『ネーデルランドの諺』には100以上の諺が隠されています。その絵には当時の農民の生活の様子がこと細かく描かれています。そこには人間の本質が同時に隠されているのです。
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たった1枚の絵『物乞いの少年』から見える人間の本質~超哲学入門一歩前~

目次 はじめに 他者の顔からの命令 物乞い少年が意味するもの ムリーリョ絵画の特徴 まとめはじめにムリーリョの『物乞いの少年』の絵の背景には、その時代の生命の躍動や人間の本質が見え隠れしています。今回はその背景をあぶりだしながら、人間とは何...
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イソップ寓話の教訓から人間の本質を読み解く~超哲学入門3歩前~

はじめにイソップ寓話はアイソーポス(イソップ)という奴隷が作ったとされる寓話です。時代はヘレニズム(B.C.300年ごろ)。エジプト文明とギリシャ文明を発展継承し地中海文化が花開く時代にあたります。したがって、イソップ寓話は最も古い童話でも...
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グリム童話『パンを踏んだ娘』から見た人間の本質~超哲学入門一歩前~

グリム童話『パンを踏んだ娘』から人間の本質を探ってみました。パン屋に養女となった娘は、だんだんとわがままな振る舞いになっていきます。しまいにパンを踏み台にして水溜りを渡ろうとしました。そこに天罰が下ります。親切なパン屋夫婦を仇で返したのです。神は二度と人間に戻れない罰を与えました。
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絵画「エビ足の少年」にみる人間の本質~超哲学入門一歩前~

絵画「エビ足の少年」を通して人間の持つ本質に迫ってみました。それは、イエスのことば「最も小さい者の一人にしたのは、私にしてくれたことなのである」のことばそのものだったのです。