2025-03

哲学・倫理

ジョシュア・レノルズ『幼子サムエル』から見る人間の本質~超哲学入門一歩前~

ジョシュア・レノルズ『幼子サムエル』の絵画を通して人間の本質について考えてみました。人間は大人になればなるほどエゴは大きくなるだけでなく、そのエゴから一歩も抜け出せなくなるのです。子どものように低みに立つ者だけが神の恵みに満たされるのです。
哲学・倫理

ケニントン『孤児たち』に見る人間の本質~超哲学入門一歩前~

ケニントンの『孤児たち』に見る人間の本質について考えてみました。「孤児たち」こそが「絶対の他者」であり、かけがえのない人たちなのです。なぜなら、最も虐げられた小さなものに神が宿るからです。
哲学・倫理

ムリーリョ『犬を連れた少年』に見る人間の本質~超哲学入門一歩前~

ムリーリョの『犬を連れた少年』を通して、人間とは何かを考察してみました。18世紀スペインのセビリアには孤児たちが大勢いました。裸同然で暮らした彼らは、強くたくましく生き抜いたのです。その原動力こそ、プットの力だったのです。
哲学・倫理

絵画『ディオゲネス』を通してみる人間の本質~ジュール・バスティアン=ルパージュ~

絵画『ディオゲネス』を通して、人間とは何かを考えてみました。そのことによって、人間はいかに強欲である反面、傷つき易い弱さを抱えて生きているかがわかります。ディオゲネスは地位や名誉や財産だけでなく、命までも差し出している本当の強さを見せているのです。
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『めくらの乞食』に見る人間の本質~ジュール・バスティアン=ルパージュ~

『めくらの乞食』の絵画を題材にして人間の本質に迫ってみました。人間の本当の姿とは「めくらの乞食」のように最も弱いものです。なぜなら、ただ我欲によって名誉だとか社会的地位だとかを着飾っているにすぎないのです。
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『お手上げだ』1枚の絵から見える人間の本質~ジュール・バスティアン=ルパージュ~

『お手上げだ』から読み解く人間の本質について考えてみました。この絵はちょうど産業革命の只中のパリが舞台です。浮浪児が町を闊歩した時代でもあります。あらゆる困難にもめげず、たくましく成長するありさまは人間であるとは何かを示唆しているようにも見えます。