哲学・倫理

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アウグスティヌス『告白』から見える人間の本質~超哲学入門一歩前~

アウグスティヌスの告白を通して人間の本質について考えてみました。人間はいかに弱く、しかもみじめなものであるかを自覚しなければなりません。そこからしか、人間の傲慢を理解する道はありません。
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ベラスケス「セビーリアの水売り」から垣間見える人間の本質~超哲学入門一歩前~

ベラスケス「セビーリアの水売り」から垣間見える人間の本質について考えてみました。人間はいかに傲慢であるか。そのために、常に、自分を戒めなければならない動物だ。なので、清めの水が必要なのである。
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モリジアニ「青い服を着た少女」から読み解く人間の本質~超哲学入門一歩手前~

はじめにこの少女は、南フランスの疎開先で、偶然出会った田舎の少女がモデルです。穏やかな気候とともに、彼(モジリアニ)が父親になるということもあって、愛情あふれる作品になってます。このブログは、絵画を通して人間をえぐり出すという哲学的視点で書...
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モジリアニ「おさげ髪の少女」から垣間見える人間の本質~超哲学入門一歩前~

モジリアニが晩年に描いた作品の中でも最も明るいモチーフになっている。当時の彼は死を覚悟していたにもかかわらず、最高の幸福感を味わっていたのではないかと思われる。子どものように純粋で驚きとともにあったのだろう。
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ミレー『種まく人』から読み解く人間の本質~超哲学入門一歩前~

ミレー『種まく人』から読み解く人間の本質について考えてみました。このタイトルは聖書の「種まく人」から来ています。種は神のことばであり、それを蒔く人は神。良い土に蒔かれた種は多くの実がなります。人も同じで、神を信じた人には神が宿るのです。
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モジリアニ『赤い肩掛けを着たジャンヌ・エビュテルヌ』から見た人間の本質~超哲学入門一歩前~

モジリアニ『赤い肩掛けを着たジャンヌ・エビュテルヌ』から見た人間の本質について考えてみました。モジリアニは晩年肖像画に徹しますが、その意味は、人間の尊厳を描きたかったといっています。モジリアニが本当に描きたかったことが、人間の本質なのです。
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モジリアニ『ジャンヌ・エビュテルヌの肖像』から垣間見る人間の本質~超哲学入門一歩前~

モジリアニ『ジャンヌ・エビュテルヌの肖像』から垣間見る人間の本質について考えてみました。妻の肖像画は、作者モジリアニ自身の心境をまさに投影されたものになっている。それは、孤独と儚さ、苦しみなどの心境が、くり抜かれえた青い目の中に潜んでいるに違いない。
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モジリアニ『青いジャケットの少年』からみる人間の本質~超哲学入門一歩前~

モジリアニ『青いジャケットの少年』を通して人間とはないかを考えてみました。モジリアニ自身が抱えた、病気とその環境から逃れることできない運命を感じ、悲哀と希望の入り混じった境地をキャンバスに向かわせたのかもしれない。苦しみとほんのわずかの喜びを求めて。
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ラ・トゥール『ヨブとその妻』を通しての人間の本質~超哲学入門一歩前~

ラ・トゥール『ヨブとその妻』を通しての人間の本質について考えてみました。ヨブとその妻との関係は、マリアとキリスト、あるいは、神と人間の関係でもある。なぜなら、絶対に超えられない関係だからだ。他者との関係と同じで、わからないのである。
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ブリューゲル『バベルの塔』から垣間見る人間の本質=超哲学入門一歩前~

ブリューゲル『バベルの塔』から人間の本質について考察してみました。バベルの塔は人間の本質そのものです。人間の欲望は際限がありません。次から次へと湧き出るのです。それがアリストテレスのアレテーに生きる生き方なのです。